2008年04月07日
不正咬合予防
きょうごく矯正歯科の診療風景です。
このように、患者さんの口腔内写真を定期的にをとって、矯正治療の効果を確認したり、患者さんに治療の説明をするときにもお見せして、わかりやすく理解していただくために利用しています。
今日は、不正咬合の予防について書きます。
歯科治療は現在、予防歯科に重点を置かれてきています。
不正咬合は、遺伝によって生じるものと、後天的な原因によって生じるものがあります。
遺伝によって生じるものは仕方ありませんが、後天的な原因によるものは、予防できる場合もあります。
それでは、どのような事が不正咬合を生じさせるか?
1.虫歯や歯牙の欠損などによるもの
2.生活習慣によるもの
3.鼻疾患、咽頭部の疾患によるもの
4.癖によるもの
等が挙げられます。
まず、1の虫歯や歯牙の欠損によるものですが、
乳歯期あるいは混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期)に乳歯がひどい虫歯になり、神経が悪くなったりした場合、乳歯の根っこの先にバイ菌の膿の嚢が出来てそれが原因で永久歯がずれて生えてきたりすることがあります。
また、止むをえず乳歯あるいは永久歯を早期に抜歯する必要が出た場合、周りの歯が抜歯した隙間に寄ってきて、大人の歯が生える隙間がなくなってしまう場合があります。
虫歯は歯並びにも影響しますので、虫歯を作らないよう頑張りましょう!
つづく
Posted by キョウゴク at 11:13│Comments(0)
│矯正歯科