2008年04月13日

不正咬合予防3

不正咬合予防のつづきです。

咽頭部及び鼻疾患についてですが、成長期のお子様は、アデノイドや扁桃腺肥大により顎の成長に影響を及ぼす恐れがあります。
また、鼻疾患、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などの鼻疾患で、口呼吸を伴うような症状がある場合は、同じく顎の成長に影響を及ぼす恐れがあります。
その他にも口呼吸の方は口腔内が乾燥しますので、むし歯や、歯肉炎、歯周炎などの原因にもなりますの要注意です。

最後に癖によるものについて書きます。
不正咬合になり易い癖が幾つかあります。
わかりやすいものとしては指しゃぶりがありますね。
指しゃぶりは絶対いけないとはいいませんが、3歳を過ぎて指しゃぶりが続いている場合は、徐々に不正咬合に結びついていきやすいので注意してください。
つぎに、舌癖ですが、これは、常に舌を前歯に押し当てたり、歯と歯の間に挟んだりする癖です。開咬といって前歯が噛み合わない不正咬合になってしまいます。
他には、咬唇癖といって下唇を上の前歯の下に挟み込む癖です。
この癖は、上顎前突に非常になり易い癖なので注意してください。
小学校高学年や中学生の女の子に、よく下唇をなめるような仕草をする女の子を見かけませんか?
注意しないといけませんよ。



Posted by キョウゴク at 16:02│Comments(0)
 
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